朝夕の冷えこみが、秋がまもなく終わり、そして冬の到来をちょっぴり感じさせるようになってきました。たんぱくであっさり、時にパンチのある酸味や辛味が嬉しかった季節から、温かく、ほっこりするような食事がしたくなる季節になってきました。
さて、今日から2週の予定でランチに登場するのは、「紅焼丸子」ホンシャオワンズです。
丸子は、写真を見れば、一目瞭然、そう肉団子ですが、焼いてないのに、紅焼?と思う方も多いと思います。
日本では、焼肉、焼き魚・・・と「焼」という字はソテーやグリルしたものとなっていますが、中国料理では、煮込むことを意味します。
そして、紅は、醤油にお出汁やその他の調味料が加わって見える色。つまり「紅焼」は「醤油煮込み」のことになります。
上海料理の代表格とも言われる紅焼丸子は、結婚式でも必ずといってもよいほど登場する定番料理です。当店では、中国料理で使うたまり醤油を用います。色こそ濃いめですが、実はさほど塩っ辛くなく、白菜の甘味、国産豚肉の旨味もきちんと感じられる味付けです。
是非、お召し上がり下さい。
牡蠣や上海蟹など、期間限定のお料理も楽しめる秋のお料理は、こちらで一部を紹介中です。