さあ、９月に入りました。アラカルトの季節のおすすめも秋バージョンに入っています。是非、チェックしてくださいね。
さて、本日からスタートのランチのスポットメニュー「今週の一品」は、モンゴウイカをシンプルな塩炒めでお召し上がりいただけます。
イカの中でも甘み、旨みがしっかりとしている割に、後味も良いのが特徴で、日本料理でもよく天ぷらで食される食材です。
中国名は、「塩炒墨花」（清炒墨花や生炒墨花とも。いずれもシンプルな塩炒めの意）。墨は、そうスミを吐くのでイカを、そして花は、花切りといい、さっと熱を通すことで、お花のように綺麗に開いた状態にするためのもの。中国料理の名前はこのように、少ない文字数ですが、味、材料、切り方まで分かります。是非、ご来店の際は、メニューをじっくり見て想像してみてくださいね。
花切りは、見た目だけでなく、食感や味の絡みがよくなるように、考えられた方法で、特にイカには、良く使われます。
イカは、実に４枚もの皮があるとされていますから、そのまま短冊に切ったのでは、熱を通すとまるでゴムのように硬くなってしまいます。
そこで、タンパク質の繊維を横断するように、切れ込みを入れることで、食べやすい歯ごたえに。そして、花切りにすることで、表面積は何倍にも増え、つるっとしたイカにも良く調味料がからむというわけです。
今回は、この紋甲いかを、アスパラガス、ホンシメジ、そしてクワイという晩夏から初秋の味覚とのコンビネーションでお楽しみ下さい。
お得で大満足な平日のランチセットの詳細は、こちらで御覧ください。 今回の紋甲いかの塩炒めもセットにできますよ。
チャイナムーン 学芸大学駅 徒歩1分／お電話03－3716－2558