肉ダンゴの醤油煮(紅焼丸子) 今週の一品2014.9/24-


前回、この紅焼丸子(ホンシャオワンズ)をお出ししたのは、昨年の9月16日頃で、
ちょうど、「台風一過。 気温もだいぶ下がってきて、食欲が戻ってこられた方、多いんじゃないでしょうか?」という書き出しでご紹介いたしました。

今年も、台風シーズンに、再登場ですが、被害がないことを祈るばかりです。

紅焼丸子

明日24日からのランチの一品、上海料理の伝統的なメニューである代表格「紅焼丸子」は、結婚式の定番料理。当店では、中国料理で使うたまり醤油を用います。たまり醤油は、色こそ濃いめですが、実はさほど塩辛くはなく、お野菜の甘味、国産豚肉の旨味も引き立つ味付けになっています。

ちなみに、和食ですと、お寿司の時にはお醤油を「むらさき」と呼びますね。昔、お醤油が高価だったころに、高貴さを表す色「紫色」を使ったとか、江戸時代の醤油の産地 筑波山の雅称が紫峰だったからなどと呼ばれています。

一方、中国では、醤油煮込みは、全般的に「紅焼」という文字が使われ、紫ではなく、「赤」です。
国旗も赤と黄色、高級家具は紅木家具(ホンムージァジュ)と、赤が好まれるということでしょうか?

今回の一品は、通常2週のところ、3週に渡って、お楽しみいただけます。是非、ご賞味ください。